Ronde du Vent
Ronde du Vent ― 風の輪舞曲
秋のパリ。セーヌ川沿いを歩くと黄金色に染まった街路樹の葉が、風に誘われて空へと舞い上がる。まるで空気がひとつの舞台となり、枯葉たちが輪になって淡く踊りだすような瞬間。
光に透けたその葉は、たった数秒だけ世界をきらめかせ、すぐにまた街の静けさへと溶けていく。
この耳飾りは、そんなパリの秋が見せる小さな風の円舞(ロンド)の瞬間をそっと閉じ込めたビジューです。
淡い緑のガラスの奥では、風に舞う枯葉のような黄金の旋風が揺らめき、 光の角度によってふわりと色を変えながら、耳元で静かな円舞を続けます。
Ronde du Vent ―それは、秋風が運んだ光の記憶。
纏う人の動きに応えて、ひとしずくの光を漂わせるビジューです。
【Vintageの素材について】
この耳飾りにあしらわれているのは、かつてシャンデリアを彩っていたヴィンテージのガラスパーツです。長い年月を経ても透明感と輝きを保つそのガラスには、当時の職人が施した繊細なカットや手仕事の痕跡が静かに息づいています。
なかでも印象的なのが、淡い緑の中にほのかな光を揺らすガラスパーツ。
これはPâte de verre(パート・ド・ヴェール)と呼ばれる、粉状にしたガラスを型に詰めて焼き上げるフランスのガラス工芸技法で作られたもの。19世紀末〜20世紀初頭のアール・ヌーヴォー期に人気が高まり、現在でもアートガラスやアクセサリーに用いられる繊細な技法です。
また、19世紀のフランスのガラス工房では、当時割れたガラスや使い切れなかったガラスは groisil(グロワジル) と呼ばれ、再び窯で溶かして新たな素材へと生まれ変わっていました。
この緑のガラスパーツはPâte de verre(パート・ド・ヴェール)の工程で生まれた割れガラスや残りガラス・groisil(グロワジル) を再び溶かし、新しい姿を与えられたものです。
そんな歴史と色彩が重なったこのビジューは、透明感の中に深みを宿し、時の流れさえも閉じ込めたかのような奥行きを感じさせます。
カジュアルな装いには風が通り抜けるような爽やかなニュアンスを添え、ドレスアップのスタイルでは、ガラスの奥に揺らめく光が雰囲気を引き締め、纏う人の感性を静かに際立たせる存在となります。
・長さ:DesignA 6.5cm ,DesignB 6cm,DesignC 6.5cm
・重さ:片耳約8g
・素材:ガラス(フランスvintageシャンデリア)
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